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ボランティア日誌 4

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先週末、石巻にて二回目のボランティア活動。
前回から一ヶ月経って、ファミレスなど再開している店は増えたものの、
いまだに電気が通じてない地域があったり、大きな変化は見られなかった。

今回は日程の都合で1日しか活動できなかったが、石巻市内の活魚料理店さんの泥出しを
お手伝いさせていただいた。
メンバーは僕ら4人の他、各地から駆けつけた老若男女20数名。
埼玉の可愛らしい女子大生3人組、新興宗教団体、大企業の社員グループ、中には東京から単身125ccのバイクで一般道を14時間かけて走ってきたおっちゃんもいた。
境遇は違えど、志は一つ、打ち解けるのに時間などかからなかった。

店舗内の泥だしが終わり、側溝のぶ厚いコンクリートのふたを開けると、あふれんばかりのヘドロが詰まっていた。
ヘドロをスコップでかき出しながらふと思った。
「ここに行方不明者のご遺体がが無いという保証は無いのか...」
一瞬スコップを差し込む手がゆるんだ。
震災後3ヶ月弱経た今も石巻市だけで2770名の方が行方不明なのだ。わかってはいるが作業のことだけを考えているとそんな悲惨な現実がここで起きていたことをつい忘れがちになってしまう。

休憩時間にお店のオーナーさんに色んな話を聞くことが出来た。
「津波の第一波は大したこと無かったのよ、足首位の水で...それでみんな安心して家に戻ったとこに第二波が来て...みんな助からなかっただろうね」
「保育園の子供達は助かったんだけど、制止を振り切って泣きながら迎えに行こうとしたお母さん達がね...かわいそうだよね...」
オーナーさんはたまたま消防車の無線を聞いて逃げて助かったそうだ。
「俺もそうなって(流さされて)てもおかしくなかった。生きてるのは運なんだよね...」

是非もう一度お店が再建されたら美味い魚を食べに伺いたい

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by nabephoto911 | 2011-05-31 15:16 | RICOH CX4

Surprise gift from USA

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アメリカ カンザス州にウィチタという町がある。
そこには僕の大切な友達夫婦が暮らしている。旦那は地元の人で奥さんは日本人だ。

3月の地震の後、町をあげてチャリティのTシャツを作り義援金を送る活動を続けてくれている。
日本から何千キロも離れた町で...
その活動がとてもありがたく、Tシャツを買わせてもらおうと思ったのだが、送料や現地の手間を考えたら
そのお金をこっちで寄付やボランティア活動に使えばいいと思い、送ってもらうことは断念した。
「Tシャツを買うこと」が目的ではなく「寄付すること」が目的だからだ。

昨日、アメリカから嬉しい贈り物が届いた。
そのTシャツだった。
白と黒と2枚だった。
サイズもピッタリだった。

Thank you Tim & Chigusa!
そしてウィチタの人達の想いのこもったTシャツを着て、またボランティアに行こう。

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by nabephoto911 | 2011-05-20 11:43 | Nikon D300

a midnight station

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by nabephoto911 | 2011-05-17 00:58 | HASSELBLAD 500C/M

ボランティア日誌 3

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今回、ご縁あって石巻で初めてのボランティアをさせてもらった。
40過ぎたおっさんに果たして何ができるのだろうかと不安もあった。
写真なんか撮っていいのだろうか?ただのヤジ馬的な気持ちはないか?
いろんな気持ちが交錯していたが、やっぱり行ってよかったと思う。
長い長い復興への道のりからしたらできることなんか知れているけど、行って、見て、聞いてみないとわからないことがある。

別のメンバーが現地の作業した先のお寺のご住職に言われたそうだ

「人の関心がもてるのは75日。忘れられない為に皆にこの状況を伝えて下さい」

メディアの話題もユッケへシフトしながら、震災の話題は有名人の訪問、チャリティイベントくらいになってきたように思う。
GWが終わり、現地ではボランティの人数が減って徐々に忘れられて行くのを危惧しているという。
伝えるためにも、そしてただのヤジ馬にならないためにもまた近いうちに行こうと思う。
仕事に支障が起きない範囲で、細く長い支援を続けて行きたいと思う。
ボランティアでも募金でも...

誰かの役に立つ事は嬉しい事だ


今回、ボランティア参加のきっかけを作ってくれたT、テントを貸してくれたH、新宿に車で迎えにきてくれたYくん、直前に沖縄行きを全額バックでキャンセルしてくれたANA。そして一緒に作業したメンバーのみんな、現地スタッフさん。感謝してます!ありがとう!

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by nabephoto911 | 2011-05-09 23:02 | RICOH CX4

ボランティア日誌 2

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今回、初ボランティアとして伺ったお宅には71歳の旦那さんが一人で住んでおられた。
ほぼ自分の母親と同い年だ。
腰も曲がらず実に明るく、元気ではつらつとされていた。

「津波が起きた時はどこに?」

との問いに

「いやあ...津波見ようと思って2階にあがってね...ハハハ」

笑っているが一つ間違えたら命を落としていたところだ。

津波で浸水し、泥だらけになって歪んでしまった家は築140年。
「昔の家は丈夫だからね。まだまだここに住むよ」
と笑い飛ばす笑顔には東北の人の強さがみなぎっていた。

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by nabephoto911 | 2011-05-07 01:06 | RICOH CX4

ボランティア日誌 1

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関東地方の最高気温が夏日を記録した4月の終わり。
寝袋と毛布とダウンジャケットを持って行った町、石巻は
「あの日」から時間が止まったままのようだった。

ある地域では自衛隊の車両が多い位でほとんど変わっていない。
しかし、ほんの数百メートル離れると、住宅地に巨大な漁船、小学校のプールに乗用車、1階がだるま落とし状態の民家、2時46分で止まったままの時計...
まるで空爆された紛争地帯のような有様だった。

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by nabephoto911 | 2011-05-04 13:29 | RICOH CX4